【LD編集部ブログ】LD76号の見所紹介☆その2

こんばんは。
今日が仕事納めの方は多いと思います。
皆さん、一年ご苦労さまでした☆
私も、このブログを書いたらひとまずはお休みです。
なので、大事に大事にお伝えしていきますね。

さて、予告したとおり、今回はLD76号の進士五十八先生による
「日本のランドスケープアーキテクト」についてご紹介します。
もう本誌をご覧になっている方はご存知だと思いますが、
今回が最終回となります。
その最後を飾るのは、女性でランドスケープアーキテクトとして活躍する、
東大の石川幹子先生です。

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石川先生へのインタビューは、東大の研究室で行われました。
進士先生と石川先生は学会や各種委員会などで頻繁にお顔を合わせているのもあって、
インタビューは和やかなムードで始まりました。

最初は、いつも対談者の方に用意いただいている原風景メモを元に話を進めて行きます。
これは、進士先生が原稿を書く上で書かせない素材となります。
幼少期に過ごした風景、成長するとともに移り変わる風景、
それらはおおよそその方の現在の作品性に影響していることが多いというのが進士先生の考えです。
そこで、毎回対談者の方にはA4用紙に2〜3枚ご自身の言葉でこれまでの生涯を振り返っていただきます。

今回、石川先生のメモは「メモ」と言い切れないほど、まるで小説のようでした。
幼少期は蟲愛ずる姫君だったこと、アメリカの大学留学先でご主人との出会い、、、そして別れ。
大学院に入り、『都市と緑地』の出版…。
その後のご活躍は周知のとおりだと思います。
詳しくは本誌をご覧いただくとして、
進士先生も最大の愛とパワーをそそいだ最終回は、
本当に、素晴らしい内容となっています。

近年では、ランドスケープデザインの業界でも多くの女性が活躍するようになりました。
しかし、結婚や出産を経て仕事を続けていくハードルはなかなか低くはなりません。
仕事と家庭、やりがいと生活、さまざまな悩みをかかえながらも持ち前の負けん気と明るさで
なんとか毎日を乗り切っているというのが現状だと思います。
そんな方たちにこそ、この記事は読んでいただきたいです。

若くして結婚し、三人のお子さんを育てながらも、現役でランドスケープ・アーキテクトとして
世界を股にかけて活躍している石川先生に、必ず元気と勇気をもらえるはずです。

がんばる可憐な女性ランドスケープ・アーキテクトに送る進士連載最終回。
ぜひご覧ください!

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石川先生と進士先生


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さらに…

余談ですが、
この連載とともに私副編は歩んできたといっても過言ではありません。
進士先生には、常に人間の多様性について教えられました。

どんな人でもそれぞれに違う原風景を持ち、違う道を歩んできている。
生きる道に正解なんてない。
ランドスケープデザインは、その人が表れるもの。
だから、作品だけではなくその人も評価するべき。
学生にはもっと自由にランドスケープをとらえてほしい。
固定概念ではなく、自分なりのランドスケープデザインを生み出してほしい。
造園ばっかりやってたんじゃランドスケープ・アーキテクトなんて言えないよ。


そんな進士流ランドスケープ論を、取材の道中でたくさん語ってくださいました。
私は、進士先生にランドスケープデザインを学んだのです。
それは、とても自由で人間味のあるランドスケープの思想です。

進士先生とは、計22回。およそ3年間ご一緒させていただきました。
これでもう次はないかと思うと、ほっとした反面、やっぱり寂しいです。
また、読者のみなさんによい企画がお届けできるようがんばります!!

「日本のランドスケープ・アーキテクト」を毎回楽しみにしてくださった皆さん、
そして、進士先生、
ありがとうございました!!!


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佐野藤右衛門氏のご自宅の前で、進士先生とわたしと佐野さん。
取材は常に笑いが絶えないものでした☆



おない
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by marumo-ld | 2010-12-28 23:31 | 雑記  

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