ローレンス・ハルプリンの連載がLANDSCAPE DESIGN 85号から始まります

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連載に当たって
文=都田 徹(景観設計・東京)

 アナログからデジタルの世界へ…。世の中は大きく変わってきている。一方、ランドスケープデザインの分野では、デザインの本質がそれほど変化しているのであろうか?デジタル化の世界は、世の中がそれほどに忙しく、情報過多からくる手法のみの表面的な変化の現象にすぎないのではないか?

 ハルプリンの作品を体験し、そしてその背景を考える度に、私はもう一度、流行などに惑わされずに、何をどうすることがランドスケープのデザインの質を考えることになるのか?と自問する。そして今回のシリーズを通して、ハルプリンの作品にこの答えの手がかりを求め、皆さんと考えてみたいと思う。

 このシリーズ第一回目の「その1」では、全6回シリーズの予告的プロローグと共に、私とハルプリンとの出会いを振り返る。「その2」では、私がハルプリンの集大成であると感じるルーズベルトメモリアルを紹介し、「その3」では、そのルーズベルトメモリアルを通じて学んだ思慮深く、かつ感覚的なハルプリンデザインの考察、そして、「その4」では、最もアイコン的とされるラブジョイプラザとフォアコートプラザ、「その5」でリーバイスプラザ(岩から湧き出る滝)、「その6」でまとめとして、ギラデリスクエアーという古典的な作品ではあるが、デザインの本質を探る作品を紹介する。そして、この全6回シリーズを通して、ハルプリンがプラザでどの様に水と石を使い、心に残る“場づくり”を行ってきたか追いかけてみたい。

※画像はハルプリン氏の設計図です
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by marumo-ld | 2012-06-04 21:09 | LD編集部からのお知らせ  

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